【感想】科学がつきとめた「運のいい人」を読んで

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こんにちは。

今回は、脳科学者である中野信子先生が書かれた、

科学がつきとめた「運のいい人」

という本の感想をお話しします。

この記事では、

わたしが個人的に心に残ったこと

わたしがやっていた習慣

これから取り入れたい習慣 

について書いています。

本書について

脳科学者である筆者が、『運』について科学的にアプローチした内容となっています。

値段は税込で770円とお手頃です。

小説サイズで220ページ。字も大きめなので、読みやすいです。

一つ一つのエピソードは短いので、通勤中などの隙間時間に読める本です。

内容についての感想

常識を疑え

『まじめで、人を疑うことを知らなくて、人の話を素直に聞けて、責任感が強い人。』

こんな人って、素敵だと思いませんか?

わたしもそう思いました。

しかし、これは運の悪い人の要素とも言えるようです。

なんでも、上記のような人は、ブラック企業の社長が探し求める『使い勝手のいい人材』とのこと。

「自分」をもたずに社会的規範に合わせた人は、責任感の使い所を間違えてしまうと、マイナスの方向にいってしまうとのこと。

わたしも高校時代、上下関係が厳しい部活だったこともあり、先輩の言うことは正しいという思い込みから、ある先輩にいいように使われていたことを思い出しました。

先輩は大切にしなくてはならない、という一見すると常識のように思えることを盲信してしまったことが、自分で運を手放していたことに気づかされました。

本書にその解決策として、

社会のルールや常識を自分よりも上のものとみなさないこと。

いちばん大切にするべきなのは自分なのだ、と考えること。

とあります。

わたしも周囲から、「まじめだね」などと言われることがありますが、まじめが必ずしも良いことではないことを自覚しなくてはなりません。

常識では正しいように思えても、

それは自分に当てはまることなのか、

考えることを放棄しているだけではないのか、

誰かが都合良く自分を利用するために持ち出した常識ではないのか、

いま一度立ち止まって考える習慣をつけようと思います。

やっていた習慣

本書に紹介されていた運のいい人の特徴の中で、わたしが日頃から取り組んでいたことは、以下の通り。

早寝早起きをする

自分のストレスレベルを上げる

他者を思いやる

品のある行動を取る

短所には寛容になって長所をほめる

ポジティブな祈りをする

より多くの人のために祈る

読みながら、すでにやっていることも多く嬉しかったです。

特に、早寝早起きは本当に生活のレベルが上がります。

わたしは3年ほど前までは、夜遅くに寝て、朝は家を出る20分前に起きる、という生活をしていました。

そんな生活から早寝早起きに切り替えたところ、多くの良いことがありました。

不安で眠れなくなることが少なくなくなった

メンタルが安定するようになった

体調が良くなった

筋肉がついた

早く起きて、勉強するようになった

勉強した記憶が定着しやすくなった

時間に余裕ができた

ほんとに大きく人生が上向いたことを実感しています。

夜型の人にまずは3週間、早寝早起きを試していただきたいです。

取り入れたい習慣

わたしがこれから取り入れたいと思ったことは以下の通り、

自分を大切に扱う

自分の「しあわせのものさし」をもつ

自分は運がいいと思い込む

プラスの自己イメージをもつ

「運がいい」「ツイてる!」と声に出す

他人のよさを素直にほめる

不安と上手につきあう

これらは、なかなか身につけたいと思いつつもできていなかったことです。

自分を大切に扱う。自分が一番の宝物であることはわかっていても、ついついムリをさせてしまいがちです。

自分を大切にして、健康に生きていきたいです。

自分の「しあわせのものさし」というのは、自分と向き合わなければ、見つけられません。

毎日、自分と向き合う時間を作っていけたらと思います。

不安と上手につきあうことは、生きていく上でとても重要なことだと思います。

仕事、将来、試合、人間関係など、不安は大きくなったり小さくなったりを繰り返します。そんな不安とうまくつきあいながら、『運』を良くしていけたらと思います。

まとめ

『運』というのは、自分の脳の状態、気持ちのあり方が大切であることが、本書の中で繰り返されています。

『運』の良い人の考え方、習慣を取り入れることで、少しずつ脳も変化していき、『運』の良い人になれるというような、内容でした。

自分がすでにやっていることは継続しつつ、新しく学んだ習慣や考え、行動を生活に取り入れていこうと思いました。

もしこの本が気になった方は、実際に読んでみてはいかがでしょうか。

このブログを読んで下さった方の『運』が良くなることを願っております。

最後までご覧いただきありがとうございました。


科学がつきとめた「運のいい人」 (サンマーク文庫) [ 中野信子 ]
SHINYA

埼玉県本庄市出身。94年生まれ。
大学4年時、教員と大企業で悩んだ末に、安定を求めて某大企業に就職。
コロナ禍をきっかけに資格勉強をスタート。
2年間で10以上の資格を取得。主な資格は、宅地建物取引士、日商簿記二級、FP二級。TOEICを345点→800点に伸ばす。
新たな挑戦のため約7年勤めた会社を退職。
現在はワーホリを利用してニュージーランドに在住。
趣味は散歩と読書。好きなことは食べること。特技は剣道(五段)。

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