メンタルヘルス・マネジメント検定を取得するメリット3選!

資格・本

こんにちは、SHINYAです。

突然ですが、

メンタルヘルス・マネジメント検定

という資格をご存知でしょうか?

わたしも取得した友人にすすめられるまでは、知りませんでした。

メンタルヘルスに関する資格であろうことは、なんとなく察しがつくと思います。

今回は、そんなメンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種を取得して、わたしが感じたメリットとデメリットについてお話します。

メンタルヘルス・マネジメント検定ってなに?

どんな資格?

なにか資格が欲しい

受験するか迷っている

そんな方に読んでいただきたい記事となっております!

メンタル・ヘルスマネジメント検定とは

メンタルヘルス・マネジメント検定とは

2006年から、大阪商工会議所の主催により、スタートした検定試験で、比較的新しい、民間資格です。

働く人たちの心の健康の保持増進を目的として、職場内の役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法の習得度を測る検定試験です。

試験概要

コースⅠ種(マスターコース)Ⅱ種(ラインケアコース)Ⅲ種(セルフケアコース)
対象人事労務管理スタッフ
、経営幹部
管理監督者(管理職)一般社員
目的社内のメンタルヘルス対策の推進部門内、上司としての部下のメンタルヘルス対策の推進組織における従業員自らのメンタルヘルス対策の推進
試験構成
試験時間
選択問題:
2時間
論述問題:
1時間
選択問題:
2時間
選択問題:
2時間
合格基準選択問題(100点満点)と論述問題(50点満点)の合計が105点以上。ただし、論述問題の得点が25点以上であること。100点満点で70点以上100点満点で70点以上
受験料
(税込み)
11,550円7,480円5,280円
2023年3月時点

受験資格に、学歴、年齢、性別、国籍による制限はありません。

公開試験は、

Ⅰ種(マスターコース)が年に1回(11月)。

Ⅱ種(ラインケアコース)とⅢ種(セルフケアコース)が年に2回(3月と11月)。

実施されます。

合格率

【第33回】2022年11月6日(日)実施

コース受験者数実受験者数合格者数合格率
Ⅰ種2,0001,62828717.6
Ⅱ種12,17510,9986,40158.2
Ⅲ種6,0025,4583,78769.4
メンタルヘルス・マネジメント検定HPより引用

メリット

①セルフケア能力が身につく

メンタルヘルス・マネジメント検定の学習をする中で、自律訓練法というものに出会いました。

リラクゼーション法のひとつで、一人で簡単に行うことができます。

半信半疑でやってみると、意外と効果を感じたので、いまでも時折、生活に取り入れています。

また、ストレス反応についても学ぶので、自分がそうした反応(身体面、心理面、行動面の反応)がないか、ときどき自分を客観視するようになりました。

焦っているな、イライラしているな、と気付いたら、一回休息を取るなど、自己管理が以前よりも上達したように感じます。

コミュニケーションの変化

コミュニケーションについても学ぶことができます。

話の聴き方や相談にのる場合の留意点、アドバイスの仕方など、

職場やプライベートでも応用できる、実践的な知識を得ることができます。

自信と信用

資格を取得したことで、少なからず自信が持てました。

合格できたことで、自分の努力を認めてもらえたような、そんなポジティブな気持ちになりました。

また、上司との定期面談で、資格を取得したことをアピールできたのが大きなメリットだと感じています。

資格を持つことで、職場での信用も上がるように思いました。

デメリット(?)

時間がかかる

資格を取得するのに勉強時間は必ず必要です。

メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種の場合は、

30〜50時間の学習が必要といわれています。

日々の忙しい生活の中で、勉強時間を確保し、継続していくことが求められます。

試験日が少ない

Ⅰ種の場合は年に1回(11月)、

Ⅱ種、Ⅲ種は年に2回(3月と11月)

公開試験が実施されます。

受験の機会が比較的少ないので、日程が合わないなどの理由で、自分の都合に合わせて取得することが難しいというデメリットがあります。

知名度が低め

いまでこそ以前よりも、メンタルヘルス・マネジメント検定という名前を聞くことが増えて来ましたが、まだまだ他の有名な資格に比べると、その認知度は低いです。

わたし自身も、メンタルヘルス・マネジメント検定を取得したことを、職場の上司に伝えたところ、はじめて聞いた、という様子でした。

しかし企業が、働き方改革やコンプライアンスに力を入れる状況はこれからも変わらないと思われるため、メンタルヘルス・マネジメント検定の必要性は、今後さらに高まるものと予想されます。

まとめ

今回は、わたしがメンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種を取得して感じた、メリットとデメリットをご紹介しました。

この資格を取得してみて、デメリットよりも圧倒的にメリットが上回っていると感じます。

特に、生活や仕事でも活かせる知識を学ぶことができたことは、本当に大きなメリットだと思います。

すべての人がこの資格を持っていたら、もっと働きやすい職場になるのにぁ、なんて思いました。

この記事が、資格に挑戦するか迷っている方や、なにか資格がほしいと考えている方の、後押しになれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

SHINYA

埼玉県本庄市出身。94年生まれ。
大学4年時、教員と大企業で悩んだ末に、安定を求めて某大企業に就職。
コロナ禍をきっかけに資格勉強をスタート。
2年間で10以上の資格を取得。主な資格は、宅地建物取引士、日商簿記二級、FP二級。TOEICを345点→800点に伸ばす。
新たな挑戦のため約7年勤めた会社を退職。
現在はワーホリを利用してニュージーランドに在住。
趣味は散歩と読書。好きなことは食べること。特技は剣道(五段)。

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