こんにちは、SHINYAです。
今回は、英検二級に合格するまでの、わたしの勉強法をお話ししていきます。
英検二級は、S-CBTという1日でスピーキング、ライティング、リーディング、リスニングの4技能をはかる、2021年からスタートした新しい試験方式で受験しました。その感想についても触れていきます。
この記事を読めば、
がわかります。
勉強方法
英検二級受験のきっかけ
以前の記事でもご紹介しましたが、会社の同期に英検二級を受けないか、と誘われたことから英語学習をスタートしました。
はじめは準二級を取って、そこから宅建など他の資格試験もあったため、半年ほどあいて二級に挑戦しました。
準二級合格までのプロセスについては、過去の記事をご覧いただけたら嬉しいです。
11月に他の資格試験が全て終わり、1月に英検二級に挑戦することを決めました。
仕事も長期の研修に入り、休みが思うように取れなかったので、1日で4技能をはかるS-CBTという新しい試験方式で受験することにしました。
S-CBTのメリットとしては、1日で試験が終わるので、二次試験を受ける必要がないこと。
デメリットは、スピーキングの練習も合わせてしていかないとなので、勉強の負担が大きいことです。
はじめの1か月
わたしは以下の2冊で勉強しました。
試験まで2か月ということで、はじめの1か月は文単をひたすらやりました。
文単の使い方は、準二級の時と同様です。
まず、左の英文を訳しながら目で追って、読みます。わからない単語は、右の単語を確認します。それでもわからない場合はスマホで調べます。
下にある全訳を見て、自分の訳している意味と合っているか確かめます。
文の内容が理解できたら、英文を3回音読します。最初はなかなかうまく読めませんが、毎日繰り返します。
単語帳を何周もすると、スラスラと読めるようになってきて、音読が楽しくなります。
単語帳の二周目からは、右のわからなかった単語には印をつけておきます。あとで見た時に、覚えていない単語がわかりやすくなるため、試験前の復習に役立ちます。
わたしは単語を覚える際、紙に書いたりはしませんでした。書くよりも、単語帳を繰り返して、単語が何度も目に入るようにした方が、効率的です。
この学習のおかげで、英検二級でも通用する、単語力と読解力が身についたと実感しています。
文法に不安があったので、別で英検二級総合対策教本という参考書も買いましたが、あまり使いませんでした(笑)
英検2級 文で覚える単熟語 [ 旺文社 ]
1か月前
試験1か月前からは、過去問題集を繰り返しました。(過去問題集は、わたしを英検に誘ってくれた同期からもらいました)
この過去問題集は、CDプレイヤーがなくても、アプリでリスニングの問題を聞けるので、非常に助かりました。
過去問をやる際は、本番を想定して、時間をはかって解きました。
特にライティングにどのくらい時間を残すかを、あらかじめ決めて、時間内に他の問題を解けるように練習しました。
2024年度版 英検2級 過去6回全問題集 [ 旺文社 ]
英検を申し込むと無料で使える
というアプリもフル活用しました。
このアプリのおかげで、リスニングとリーディングは電車の移動中も学習できました。
そして、合わせてスピーキングとライティングの練習もしなくてはなりません。
こちらも準二級の時と同様、
安藤英語教室のYouTube
に大変お世話になりました。
スピーキングもライティングも、こちらのYouTubeから使えるフレーズを覚えていきました。
ライティングは、練習するを繰り返しながら、自分なりの文章の構成の型を作って行きました。
また、練習で書いた文章を英語のできる人に、LINEで送って添削してもらっていました。
スピーキングは、はじめは言葉が出て来なくて苦戦しましたが、過去問やYouTubeの練習を繰り返すうちに、なんとかそれらしい事を話せるようになっていきました。
試験本番
S-CBTはテストセンターで受験しました。
準二級の時のように高校が会場ではなかったので、社会人でもそこまで違和感はありませんでした。
会場でやる試験のように、受験者の数も多くありません。
受験者はやはり、高校生くらいの人が多かったです。そんな中に、小学生くらいの女の子もいて、複雑な気持ちになりました(笑)
いざ、S-CBTに挑戦!
S-CBTの試験方式については、公式ホームページを参考にしてください。
まずは、個人的に1番心配だったスピーキングからです。
正直、スピーキングは実際に面接を受けるよりも、こっちの方がよかったです。
というのも、実際に相手がいるわけではないので、そこまで緊張しません。
もう一度質問を聞くのも、クリックするだけで、申し訳なさや恥ずかしさもありません。
制限時間内に答えられればいいので、会話のテンポを気にする必要がなく、ゆっくり解答を考えることができます。
ただ、ひとつデメリットとしては、他の受験者の声がけっこう聞こえるので、気が散ることです。
それだけ目をつぶれば、わたしはS-CBTの方がよかったです。
リスニングも、ヘッドホンから流れるので聴きやすく、音量も調節できて、助かりました。
リスニング、リーディングともに、回答はパソコンにクリックして入力していきます。これについては、特に問題なく進めることができました。
ライティングは、パソコンに入力するか、実際に解答用紙に手書きか選ぶことができます。
わたしは練習通り、紙にしました。
S-CBTの感想
わたしは会場で受けるよりも、S-CBTの方がよかったです。
理由としては、先ほども書きましたが、スピーキングが面接と違って落ち着いてできること、リスニングがヘッドホンで聴きやすいことです。
また、試験日を自分で決められることや、1日で全ての技能をはかれるので、忙しい社会人には合っていると感じました。
パソコンの画面で目が疲れる人や、スピーキングで周りの音が気になる人、スピーキングの練習を後回しにしたい人は、会場受験の方がいいかもしれません。
合格発表
試験が終わってみて、もしかしたら4技能のうち、どれか点数が足りなかったのでは、と心配していました。
きっと大丈夫、そう思いながらも、緊張しながら、スマホで結果を見ました。
結果は、無事に合格していました。
高校時代に英検二級に一度落ちていることもあり、ついつい喜びの声が出てしまいました。
高校時代のリベンジが果たせたことが嬉しかったです。
あの時の自分を超えられた、これでやっと前に進める。そう思えました。
まとめ
今回は、英検二級の勉強法とS-CBTで受験した感想についてお話ししてきました。
まとめると
勉強方法は
文単で読解力と単語力を身につける
リスニングとリーディングはスタディギアをフル活用
スピーキングとライティングは安藤英語教室YouTubeで練習
過去問題集を繰り返して試験慣れする
S-CBTを受けた感想は
スピーキングが落ち着いてできる
リスニングもヘッドホンで聞きやすい
個人的にS-CBTの方が全体的にやりやすいと感じた
という内容でした。
英検二級は高校卒業レベルということで、取得したことで、一般的な英語力はあるという自信になりました。
この記事が、英検二級に挑戦する方の後押しになってくれたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。