こんにちは、SHINYA です。
今回は、英語にコンプレックスを持っていたわたしが、社会人になって英語学習を始めるきっかけとなった、英検準二級についてお話しします。
この記事では、
などのことについて言及していきます。
勉強方法
英検準二級を受験したきっかけ
まず前提として、わたしは大学1年時の英語の授業以来、いっさい英語の学習はしていません。
英語に関する資格は、中学時代の英検三級で終わっていました。
会社で受けたTOEICも、スコアは400も行かないような状況でした。
振り返ると、わたしの英語へのコンプレックスは、高校時代に英検二級に落ちたことから始まります。
また大学時代、英語へ抵抗を払拭すべく、オーストラリアに一ヶ月のホームステイをしたものの、コミュニケーションがうまく取れず、英語への苦手意識をさらに強めるという結果になってしまいました。
そんなわたしでしたが、ある時会社の同期から、英検二級を一緒に受けないか、と誘われました。
せっかく声をかけてもらったし、と思いつつ、また落ちた時に今度こそ本気で英語が嫌いになってしまいそうだったので、まずは英検準二級を受けると伝えました。
これが英語学習のスタートになりました。
一から始めた勉強(2月〜5月前半)
とはいえ、もう中学時代の文法も定かではありません。
やみくもにたくさん参考書をやっても、自信がなくなりそうだったので、以下の二冊をやることにしました。
英検準2級をひとつひとつわかりやすく。 新試験対応版 [ 辰巳友昭 ]
ひとつひとつわかりやすくは、文法への苦手意識があったので、購入しました。
この参考書のいいところは、一冊でリーディング、リスニング、ライティング、2次試験の内容までカバーしているところです。
文法の基本的なことから、頻出の単語やフレーズなどもまとめられています。
ただ、一から始めた身としては、こんなに覚えることがあるのか…と、はじめは挫けそうになりました。しかし、毎日少しずつ進めていきました。
また、模擬試験もついているので、試験前の力試しもできます。
英検準2級 文で覚える単熟語 [ 旺文社 ]
英検準二級は、この文単で合格した、と言っても過言ではないくらいお世話になりました。
文単の使い方を紹介していきます。
まず、左の英文を訳しながら目で追って、読みます。わからない単語は、右の単語欄を確認します。それでもわからない単語はスマホで調べます。
下にある全訳を見て、自分の訳している意味と合っているか確かめます。
最初はほとんど単語がわからないので、すぐに単語の意味を見て訳す、という形でどんどん進めます。
その後、英文を3回音読します。最初はなかなかうまく読めませんが、毎日繰り返します。
単語帳を何周もしてくると、スラスラと読めるようになって、音読が気持ちよくなります。
単語帳の二周目からは、右のわからなかった単語には印をつけておきます。そうすることで、あとで見た時に、覚えていない単語がわかりやすくなります。
わたしは単語を覚える際、紙に書いたりはしませんでした。書くよりも、単語帳を繰り返して、単語が何度も目に入るようにした方が、手も疲れることなく、効率的だと思います。
わたしが勉強を始めたのが2月後半ごろで、5月の本番に向けて、毎日コツコツと続けていきました。
試験一ヶ月前(5月に入って)
さて、気づいたらもう5月、
これまで過去問を全くやってなかったので、試しに英検公式ホームページにある過去問をやって見ました。
やはり文法にはいくらか課題があるものの、なかなか良い感じでした。
文単のおかげで、長文読解はかなりできるようになっていました。
リスニングとライティングは、改善の余地があったので、そちらに力を入れることにしました。
英検を申し込むとスタディギアという、スマホの学習サービスが無料で使えます。
そちらでリスニングの問題を繰り返し解いて、耳を慣らしていきました。
スタディギアは電車の移動中にも勉強できる上に、リーディングの練習もできたので、非常に助かりました。
ライティングについては、安藤英語教室というYouTubeで、非常にわかりやすく対策を教えてくれています。
こちらのYouTubeで紹介されている、使えるフレーズを覚えて、文章を書く練習をしていました。
英語ができる人に、練習で書いた文章をLINEで送って、添削もしてもらっていました。
試験の前は、過去問と模擬試験を時間内に終わらせる練習をしました。
ライティングに時間を残せるように、時間配分なども考えて取り組んでいました。
2024年度版 英検準2級 過去6回全問題集 [ 旺文社 ]
試験本番
一次試験
さて、いよいよ本番です。
近くにある高校で受験したのですが、周りは中高生ばかり…。
なかなか社会人になって、中高生と試験を受けることなんてないと思い、緊張感も和らぎました(笑)
こちらまで若くなった気がして、楽しかったです。
練習の甲斐もあって、無事に一次試験は合格することができました。
二次試験
二次試験は面接です。
この歳でまさか英検の面接を受けるとは思ってもいませんでした。
しかしやるからには合格あるのみ!
ということで、二次の対策も安藤英語教室のYouTubeにお世話になりました。
この動画では、使えるフレーズや型を教えてくれるので、非常に助けられました。
面接練習をする相手がいなかったので、試験前に一人で何度か練習してからのぞみました。
二次試験も会場は高校でした。中高生に混ざって受験しました。
社会人のわたしが、試験係員のバイトの大学生に案内されていると考えると、なんとも言えない気持ちになりました(笑)
緊張しつつもいざ面接へ!
面接では、図書館(library )という単語が出てこないというアクシデントもありましたが、最後までやりきりました。
合格発表
そしていよいよ合格発表です。
おそらく合格していると思いつつも、やはり緊張します。
スマホで合格を確認した時は、英検準二級といえど、やはり嬉しかったです。
英検準二級のおかげで、かなり英語学習への抵抗がやわらいだように思います。
勉強すれば、ちゃんと英語は伸びるんだと思いました。
まとめ
今回は、わたしが英語学習を始めるきっかけとなった、英検準二級の勉強方法をご紹介しました。
まとめると、
文単で単語力と読解力を身につける
リスニングはアプリ(スタディギア)で耳を慣らす
ライティングと面接は、YouTube(安藤英語教室)を活用
試験前は過去問で練習
という感じで、学習をしていました。
英検準二級は、高校中級程度のレベルとされているので、中学英語から前に進みたい、一から勉強をスタートしたい、そんな方におすすめの資格です。
この記事が、英語を学びなおしたい、英検準二級を取りたい、そんな方の背中が押せれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。