こんにちは、
今回はコミュニティマーケッターや出版プロデューサーなどの顔を持つ、田中克成氏が書かれた、
自分をよろこばせる習慣
を読んだ感想をお話しします。
という人に読んで頂けたら幸いです。
本について
本の特徴
本書では、幸せに生きるために
『嫌いな自分でいる時間を減らして、好きな自分でいられる時間を増やす』
ことを意識すべきと述べられています。
そのためには何よりも、自分の内側から出るよろこび(悦)を探して、日常に取り入れること。
悦(えつ)を探して幸せになるための、77の習慣が紹介されています。
値段
定価1,430円 (税込)
ページ数
209ページ
見開き2ページで一つの習慣が紹介されていて、文字も大きめのなので読みやすいです。
隙間時間に読むことも、一気に読むこともできます。
感想
全体について
これまで読んだ自己啓発本の中で、良しとされていることが述べられている一方で、
「好きなことは仕事にしなくていい」
など、筆者独自の主張もあり新鮮さがありました。
いまいち、田中克成氏がどのような経緯を歩んできてどんな人物なのかまでは、本書を読んだだけでは断片的にしか知ることができません。
成功者の習慣とありますが、何をもって成功者なのかがはっきりしていない点も、少し引っかかる部分ではあります。
しかし、見開き2ページで1つの習慣が紹介されていて、ひとつひとつの紹介は長くないので、読んでいてわかりやすい内容となっています。
限られたページ数で紹介するために、あえて筆者や成功者の説明を省略したのかもしれません。
実践したいと思った習慣
わたしが本書を読んでいて、最近の自分の出来事と照らし合わせて心に残ったのは、
悪口やウワサ話を無かったことにする裏技
です。
先日、会社の同期たちとの飲み会がありました。
その際、その場にはいないある同期のことが話題になりました。
わたしは普段から陰口には加担しないようにと心がけていましたが、わたしもその同期に苦手意識があったこともあり、『どう接したらいいかわからない』などと言ってしまいました。そのことが自分の信条に反したようで、ずっと引っかかっていました。
本書に紹介されている裏技では、そういう話になった時は、
「でも感謝してるけどね」
「そうは言っても、こういういいところもある人だけどね」
と必ず最後に打ち消しの言葉をつけ、悪口のまま終わらせない、ということでした。
確かに今後同じような場面に遭遇した際には、使えると思いました。
どうしてもお酒の席はそういう話になりがちなので、もし口が滑ってしまった際は、この裏技に頼りたいと思います。
紹介されている習慣について
本書に紹介されている習慣は、人間関係、お金、仕事、健康など様々です。
それぞれの習慣はシンプルですが、すべてやるのは中々大変だと思いました。
しかし、あくまで悦(えつ)を見つけることが目的なので、やらなきゃというプレッシャーはありません。
筆者自身もどん底を経験しながら今にいたるとのことで、同じ状況の人に向けて書かれた本のようにも感じました。
まとめ
今回は田中克成氏が書かれた、
自分をよろこばせる習慣
の感想をお話ししました。
まとめると
幸せに生きる習慣が読みやすくまとめられている
すべてを取り入れるのはなかなか大変
ひとつひとつの習慣はシンプル
という内容でした。
気になった方は、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
ご覧いただきありがとうございました。