こんにちは。SHINYAです。
竹刀ってたくさんの種類があって、値段も高いので、自分に合ったものを見つけるのに苦心しますよね。
そんな竹刀ですが、昨日の稽古で、最近購入した
國義之作(金・実戦直刀)
を初めて使ってみました。
全日本選手も愛用するだけに期待が膨らみました。
わたしはここ2年ほどは、國義之作(黒・実戦胴張)を使っていたので、それとの比較を踏まえて、お話しできたらと思います。
そんな方に読んでいただきたい内容となっています。
竹刀について
竹の種類
竹刀の素材には、桂竹(けいちく)と真竹(まだけ)の2種類の竹があります。
それぞれの特徴は以下の通りです。
真竹
貴重な竹であるため値段が高い。竹の繊維密度が高いため、打突音が響やすい。割れやささくれが少ない。また桂竹と比べて竹のしなりが少ないため、自分の振りのイメージと実際の振りが一致しやすく、桂竹で振り遅れる感じがあする人におすすめ。
桂竹
一般的な竹刀で多く使われる素材。真竹に比べて値段は安価なため、多くの人に人気。
『いやいや、なんの竹でも同じでしょ笑』
そう思ったそこのあなた、わたしも使うまではそう思っていました。
実際に使ってみるとぜんぜん違います!!
竹刀の形
竹刀は長さと重さが決まっていますが、重心の位置や手元の握りの太さなど、竹刀の形で使用感はまったく違います。
今回取り上げる、
直刀と胴張りの特徴は以下の通りです。
直刀(古刀型)
全体的にふくらみがなく太さが均一で耐久性に優れている。一般的な竹刀と比較すると剣先に重心があるため、重みを感じやすい。
胴張り
手元に近い位置に重心あるため、竹刀を軽く感じる。すばやい返し技や打ち合いの場面、引き技などが打ちやすいという特徴があり、試合用として人気。
國義之作
國義之作シリーズは、全日本選手も愛用する竹刀ということで有名です。
かくいうわたしも2年ほど前に気になって、國義之作(黒・実戦胴張)を使って、その使いやすさから愛用していました。
前々から、真竹の國義之作を使ってみたいと思っていたものの、まありの人気のため、いつも利用するお店の店頭では毎回売り切れていました。
そこで今回は思い切って、かの有名な西日本部道具の楽天市場店で買ってみました。
通販で実物を触らないで買うことに心配はありましたが、とにかく欲しかったので、買ってみました。今回は胴張りではなく、はじめて直刀(古刀型)を使ってみることにしました。
剣道 竹刀 39 手造り 特製真竹 実戦直刀 國義之作 左手握りΦ26mm程度 一般男子
(金・直刀)と(黒・胴張)を比較
握りの太さ
まず金・直刀を持ってみて感じたのは、左手の握りが太いことです。
調べてみて知ったのですが、それぞれの左手の握りの太さは以下の通り。
金・直刀 26mm
黒・胴張り 25〜25.5mm
いや、1mmでもこんなにわかるものかと思いました。
操作性
金・直刀を素振りをした感じは、黒・胴張りと比べると確かに剣先に重みがあるように思いましたが、そこまで重いという感じはありませんでした。
稽古で実際に使ってみて、技を出すときの振り上げが重くなったように感じました。
これはしばらく剣先の軽い胴張り竹刀を使っていたので、なおさらそう感じたのかもしれません。
近間での打ち合いや返し技引き技などは、黒・胴張りの方が個人的にはやりやすいと感じました。
しかし、現在わたしは手元を上げないことを一つ意識しているので、剣先に重みがあるおかげで、手元が浮かなかなるのではないかと期待しています。
打突について
これは真竹の素晴らしさを実感しました。
特に出鼻小手。わたしは小手でいい音を出すのがあまり上手くありません。出鼻の小手は、振りを小さくその場で、起こりをとらえることを目指しています。
昨日の稽古では、真竹の力もあって、すばらしい音が響きました。直刀のおかげで、剣先に重心があることで振りも小さくできたのかもしれません。こんなに気持ちのいい小手を打てたのは久しぶりです。それも何度も。
これまで知らなかった自分に出会えて、楽しかったです。
まとめ
今回は、人気の竹刀、國義之作についてわたしの個人的な感想をお話ししました。
まとめると
金・直刀は小手がいい感じに打てた
打ち合い、返し技などは黒・胴張りの方がやりやすい
國義之作はいい竹刀
ということでした。
まだ一回しか使っていないため、今後さらに感じたことがあれば、追記していけたらと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
39 國義之作 手造り実戦用 実践型 剣道男性
剣道 竹刀 39 手造り 特製真竹 実戦直刀 國義之作 左手握りΦ26mm程度 一般男子