退職のきっかけ②人との出会い

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こんにちは。

前回に引き続き、わたしが退職を決めたきっかけについてお話ししていきます。

わたしが退職を決めたきっかけは以下の三つ。

①出向

②人との出会い

③本との出会い

今回は、人との出会いについてお話しします。

よろしければ見ていってください。

一人目 出向同期

出向同期

わたしと同じタイミングで出向した方がいました。(以下、出向同期と呼びます)

その出向同期は年上でしたが親しみやすい人で、すぐに仲良くなりました。

出向して間もないとき、他愛のない会話の中で家族の話になりました。

なんでも弟がニュージーランドで働いてるとの事。

え、そんなに優秀な弟さんいるんですか?

そう聞くと、

ワーキングホリデーで日本食のレストランに勤めてる

とのことでした。

すごい行動力ですね。

そういうと、

いやワーホリ行く人結構多くないですか?わたしの前職の後輩も行ってますよ。

この言葉を聞いて、ワーキングホリデーが身近なものなのだと気づきました。

ワーキングホリデーとは

 ワーキング・ホリデー制度とは、18~30歳の青年を対象に、二国・地域間の取決め等に基づき、相手国・地域の青少年に対し、休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・付随的な就労を認める制度です。

参照:外務省ホームページ「ワーキング・ホリデー」

ワーキングホリデーはテレビやメディアで取り上げられていて、以前から知っていました。

特にオーストラリアは日本の最低時給をはるかに上回ることから、出稼ぎワーホリに行く若者が急増していると、クローズアップ現代で報道されていました。

“安いニッポンから海外出稼ぎへ” ~稼げる国を目指す若者たち~ - NHK クローズアップ現代 全記録
【NHK】安定した職をも捨てて、若者たちが続々と海外に出稼ぎに向かう!オーストラリアの農場で働く男性は1日6時間の作業で月収50万円。介護施設で働く女性はアルバイトを掛け持ちして9か月で270万円貯金、念願の大学院進学の準備が整いました。背...

出稼ぎワーホリ、アリだな。

当時そう考えて調べた事がありました。しかしハードルが高そうで結局行かずじまいでした。

しかし、出向同期の周りにはワーホリに行っている人が2人。

そこまでハードルが高いものではないのか、そんな気がしてきました。

6連休

年末年始に6連休がありました。

2日ほどスマホもパソコンもつけず一人、考えていました。

もうすぐ30歳。ワーキングホリデーに行くチャンスはもうないのかもしれない。

そんな考えが強くなってきました。

このまま仕事で先の見えない日々を送るよりも、自ら行動を起こすべきなのではないか。

ここでワーホリに行かなかったら死ぬとき後悔するのではないか。

ある時は葛西臨海公園で海を見ながら、ある時は埼玉で荒川沿いを歩きながら、ある時は会社の寮で、一人考えていました。

人生は1度きり、後悔したくない。

このままやりがいを見出せない仕事をしたままラストチャンスを逃していいものか

たとえ失敗してもまだ若いしやり直せる

そんなことを思いました。

そして2024年元旦、ワーキングホリデーに行こうと決めました。

2人目 入社同期

入社同期

わたしの出向元の会社には剣道部があります。わたしは入社時から剣道部に所属していました。

職場以外で会社の人とのつながりができる非常にありがたい場所でした。

入社同期とはそこで知り合いました。

院卒で年はわたしより上ですが、笑顔が優しいお兄さんのような人でした。

稽古

年明けに初稽古に行くと、入社同期も来ていました。

新年の挨拶をして、近況を聞いていると、

2月いっぱいで辞めて、転職する

とのこと

え!!

と思いましたが、わたしもワーホリに行こうと考えていたので、退職についてきいてみました。

入社同期も違う会社に出向していて、その状況で退職とのことでわたしと同じパターンだと思いました。

その入社同期のおかげで退職までの流れを聞くことができて、イメージができました。

自分も一歩踏み出そう

と思いました。

本当に縁てあるんだと感じます。

まさかその同期とは入社だけでなく、退職も同期になるとは(笑)

3人目 若手実業家

仕事での出会い

年が明けて、上司から会議室に呼ばれました。

行ってみると、上司二人と見知らぬ30代くらいの男性がいました。

なんでもこの男性は2年ほど前までこの会社の社員で、今は独立している若手実業家。

その縁で今回、社員向けに講演会を開催するとのこと。

そこでこの男性の窓口としての仕事を任されました。

その日は名刺交換をして、後日ふたりで打ち合わせをすることになりました。

若手実業家の言葉

初めての打ち合わせ。自己紹介をしました。

その方はこの会社からベンチャーに転職して、独立にいたるとのことでした。

ワーホリに行こうと考えていたものの、迷いがあったわたしは聞いてみました。

どうしてこんな超ホワイト企業を辞めようと思ったんですか?

それに対して以下の話をしてくれました。

・人間は現状維持の理由を探すことに長けている生物である。

・一回大企業に入れたなら、もし失敗しても頭を下げればどこかしら雇ってくれる。

・それならやりたいことはやるべきだ。

・ずっとこの会社にいることに危機感をもった。

文字だと伝わりにくいと思いますが、

この話を聞いていて、共感と同時に気持ちが高鳴るのを感じました。

実際に行動してきた人間の言葉には重みがあります。

自分も行動しよう。

そう思わせてくれました。

いま考えると、若手実業家と出会ったのも何かの巡り合わせだったのかも知れません。

4人目 出向同期の後輩

紹介

ワーホリについて情報を聞きたかったので、出向同期にワーキングホリデーに行っている後輩の連絡先を教えて欲しいと頼んでみました。

すると1年経ったので後輩が帰って来ているとのと。

紹介してくれることになり、同期と同期の後輩、わたしの3人で会うことになりました。

なんともタイミングがいいと思いました。本当に感謝です。

これも縁なのでしょう。

出向同期の後輩

上野の居酒屋で待ち合わせをしていましたが、出向同期は遅れるとのことで、一人で待っていました。

まもなく同期の後輩がやって来ました。(以下Aさんと呼びます)

Aさんはわたしの一つ年上の女性です。

軽く挨拶をしてから本題に入りました。

Q ワーホリに行こうと思った理由

日本でなかなかやりたい仕事を任せてもらえなかった。

英語を磨きたいと思った。

Q カナダに決めた理由

安全で治安がいいと思ったから。

行ったことのない国で、赤毛のアンの舞台であったプリンスエドワード島に住みたかった。

Q 現地で働いてお金は貯められたか

収支としてはマイナス。語学学校に6ヶ月通っていたことと、そもそも出稼ぎが目的ではない。

現地の英語環境で働くことを重視していた。

ローカルのレストランとかだったらチップもあるので稼げる。

Q 行って感じたこと

会話の幅が広い。コミュニケーション能力がカナダの方が高い

1年いてもネイティブにはなれないことに気づいた

仕事が決まらない1週間は精神的に辛かった

日本にいた時は忘れていた、子どもの頃は持っていた自然を楽しむ心を思いだせた

現地の職場で就労ビザを出すと言ってもらえて、カナダに永住するか悩んだ。それくらい、いい国だった。休職していったため、仕事でやりたいこともあって帰国を決めた、

話している時のAさんの表情が本当に生き生きとしていて印象的でした。

こんなに楽しそうに話す人を久しぶりに見た気がします。

それだけかけがえのない時間を過ごして来たんだと感じました。

わたしがワーホリに行くか迷っていると話したら、

迷うなら絶対に行くべきだ

と言ってくれました。

実際にワーホリに行って帰ってきた人の言葉には説得力がありました。

若手実業家と出会って、その2日後にAさんと出会って、

この1週間で大きな出会いが2回もありました。これも運命なのかも知れません。

この二人と出会って、ワーホリに行くことを心に決めました。

まとめ

今回はわたしの退職のきっかけになった人との出会いについて書かせていただきました。

出向同期、入社同期、若手実業家、ワーホリ経験者の4人との出会いが大きなきっかけとなりました。

特に若手実業家と、ワーホリ経験者の言葉が背中を押してくれました。

やはり行動してきた人たちの話には心が動かされます。

どうしても会社にいると同じような人としか接しないので、

不思議な縁で大きな刺激をもらえたことは何かに導かれている気さえしました。

出会いに感謝です。

次回は、退職に悩んだ時にわたしを支えてくれた2冊の本についてお話しします。

この記事が読んでくれた方の、お役にたてれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。

SHINYA

埼玉県本庄市出身。94年生まれ。
大学4年時、教員と大企業で悩んだ末に、安定を求めて某大企業に就職。
コロナ禍をきっかけに資格勉強をスタート。
2年間で10以上の資格を取得。主な資格は、宅地建物取引士、日商簿記二級、FP二級。TOEICを345点→800点に伸ばす。
新たな挑戦のため約7年勤めた会社を退職。
現在はワーホリを利用してニュージーランドに在住。
趣味は散歩と読書。好きなことは食べること。特技は剣道(五段)。

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